■新しく発売される肺炎球菌ワクチンについて勉強しよう (森雅亮先生・横浜市立大学附属市民総合医療センター小児科)/ワイス株式会社共催
(子宮頚癌ワクチンのお話もしていただきます)
- 肺炎球菌は大人だと文字通り肺炎を引き起こす細菌としてよく知られていますが、子ども、特に2歳以下では、細菌性髄膜炎、肺炎、難治性中耳炎、菌血症や敗血症など、多彩な症状を伴います。ヒブ髄膜炎に比べて死亡と後遺症の比率が少し高く、死亡率は10%前後、後遺症率は30〜40%くらいといわれています。欧米では2000年頃から子どもに有効な小児用肺炎球菌ワクチンが使用されて、かかる子どもが激減しました。ようやく日本でも待望のワクチンが2009年8月に認可され、発売に漕ぎ着けました。今回、このワクチンについて一緒に勉強しましょう。
♪事務局からのコメント
- 日本が予防接種後進国だって・・・新型インフルエンザの騒ぎで、コメディカルの方ももうご存じですね。ヒブワクチンだって20年も遅れてしまったし・・・。でも、これからは必要なワクチンが見直される時代になると思います。患者さんからのワクチンに関する質問、ナースの方もきっと受ける機会も増えると思います。これから絶対役立つ話・・・一緒にお聞きしましょう。
- ワイス(株)のプレベナーのサイトにリンク(パソコン)