ついでに聞いておきたい?ワンポイントアドバイス
普通の診療とはちょっと違うかもしれないけれど、実は聞いてみたい・・・ってことありますね。予防接種のスケジュールなんかはとくにそうかもしれません。
ホームページやプリントにまとめることもしていますが、実際にいらしていただいて、長くもなく短くもなく・・・という時間で、受診のついでにお話しができれば、ご理解も深まると思います。項目によっては解説用のプリントも準備しています。もちろん医師だけでなく、ナースにもお気軽にお声がけください。一生懸命ご説明できるように準備しています。
一般診療の予約をとっていらしてほしいこと
■赤ちゃんのいびつ頭
- 寝癖かな?と思っている方も多いと思いますが、もしかしたら治療をしたほうが良い人かもしれません。最近は脳外科でも、頭蓋変形矯正治療をしてくれている病院も出てきました。私たちも経験は少ないのですが、橋渡しをすることはできます。できれば、乳児期早期のほうが効果が高いです。スマートフォンで頭の形の評価ができるサイトもあります。ただ、必要ないという意見もあるのは
事実です。
- アプリは開発途上ですので、目安にするだけにしてください。
- 当院に受診していただければご紹介します。
■夜泣き
- 生後半年ぐらいから、2歳ぐらいまで、よくあることです。仕方ないとあきらめていませんか?漢方薬もよく効く分野です。
■年中鼻がグズグズしている (治療したほうがいいの?)
- いつものこと、と、本人も、もしかしたら家族も気にしていないことも多いですが、アレルギー性鼻炎かもしれません。もしかすると軽い喘息も合併しているかも。
- いつもと同じように、グズグズしながらも元気なので、家族もいつ連れていったらいいのかわからないことが多いのですが、ぜひ一度受診してみてください。
- アレルギー性鼻炎についての詳しいページはこちらです。
■小児の便秘
- 便秘は、よほどお腹が痛いわけでなければ、その日に急いで病院へというようなものではないかもしれませんが、実は、便秘の治療をしたほうが良い人は、患者さんが思うよりも多いものです。
そもそも、排便ってどうしてまとめてできるの?など生理学的なこと(しくみ)もお話ししたいです。
排便困難、便が硬いなどの症状がまさに今ある人はもちろんですが、ときどき便秘になる人、どのくらいまで様子をみてよいのか、治療はどんなものがあるのかなど、ウンチの話題で盛り上がりましょう。
■夜尿症 (治療したほうがいいの?)
- 6歳以上で週に3回ぐらいだったら、薬を使ってみるのもひとつです。幼児期でも日常生活の注意点などもあります。良かったら一度、ご相談にみえてください。
■身長が低い
- 小笠原先生の専門分野ですが、相談の前に成長曲線を描いてみることが大切です。事前に準備もできますが、一度、お気軽に相談にみえても良いですよ。
■朝起きれない・夜眠れない
- 小学校高学年ぐらいからは、起立性調節障害といって、いろいろなストレスで自律神経のバランスがくずれていることもあります。また、睡眠リズムが崩れてしまっていることもあります。すぐに解決もできないし、小児科だけでは難しいこともありますが、良かったらご相談にみえてください。
<お願い>
できましたら、事前にお電話いただきますと、対応しやすい時間帯をご案内します。
ナースも担当できますので、お気軽に声をかけてほしいこと
■予防接種に関すること
■アレルギーに関すること
■子どもによくある症状・あわてる前に予習をしておきたい
■乳児期の予防接種
- 乳児期にうけておくべき予防接種、受けておいたほうが良い予防接種をわかりやすく説明します。
- 実は、乳児期の接種プランを工夫することで、幼児期以降の百日咳、ポリオの予防も、コストパフォーマンス的にうまくいきます。
- 予防接種の概要を一応しっかり知っておきたいなと思ってくださる方におすすめです。
- インフルエンザは受けた方がいいの? 日本脳炎は生後6ヶ月からできると聞いたのだけど・・・
- 急いだ方が良い予防接種とそうでもない予防接種(笑)など、図表やホームページではわからないようなご質問もどうぞ。コストのこともご遠慮なく。
■1歳前後の予防接種
- B型肝炎の3回目も終わったし・・・という月齢の方から、もうすぐ四種混合の追加をしようかな・・・その前に・・・というような方を対象にした説明です。
- 1歳になったらすぐに急ぐワクチンはどれ? 水痘や、おたふくかぜの1回目と2回目の間隔は? 四種混合の追加を三種混合に変更すると何が得なの?
- など、乳児期とはまた違ったことが話題になります。
■4歳から就学前ごろの予防接種
- やっておくべき予防接種で忘れているものはないでしょうか?
- 年長組になったらMRワクチンの2期があります。小児科学会などでそれと一緒にすすめられているワクチンがいくつかあるけど、コストのこともあるし悩みますね。
- コストパフォーマンスも考えて、アドバイスをさせていただきます。
■子宮頚がん予防ワクチン
- 少し前に副作用が怖いという報道がたくさん流れました。でも今は本当はこうなんだけど・・・と、言えるようになりました。
- コロナウイルスについては、何人感染した、何人亡くなったと連日報道されていますが、子宮頚がんでは、若い女性を中心に1日平均8人が亡くなっています。
- 一方、予防接種が原因で亡くなった人はいませんし、副作用として報道されていたことも、実は・・・
- 小6~高1までの間に3回接種する定期接種ですが、横浜市からは接種券はもちろん、通知も来ませんが、大切なことは、かかりつけの患者さんに本音の説明をすることだと思います。
■妊娠の最後のほうに三種混合ワクチンをしたほうがいいの?
- 赤ちゃんの百日咳を防ぐために、妊娠の最後のほうに、妊婦さんご自身が三種混合ワクチンを受けておくとよいという考え方があります。
■アレルギー疾患を防ぐことと離乳食の関係
- 最近は赤ちゃんが初診でいらっしゃると、アレルギー疾患を予防するには、乳児期前半のスキンケアや離乳食をどうとるかが結構大事だというプリントをお渡ししています。
- 最近、アレルギーがどのように発症するのか、それがわかってきたので、どうすればアレルギーを予防できそうなのか、皆さんにお知らせするためなのですが、でも、なんだか複雑でわかりにくい、具体的にはどんなふうにしたらいいの?という声もお聞きします。
- 予防の話なので、かぜの診療などとは違い、聞くチャンスがなかなかないと思いますが、ぜひそんなこともお話ししたいと思います。
■ダニアレルギーの環境対策
- ダニアレルギーだと言われ、血液検査のデータは貰ったのだけど、どのような環境対策をすればよいのか、もう一度聞いてみたい、そんなご相談も歓迎です。コストパフォーマンスの良い対策をたてたいですね。
■発熱のときの対応
- 赤ちゃんでまだ発熱で受診したことがないけれど、いつか必ず・・・ということはあります。事前にホームケアを勉強しておきたいなという方はぜひ。
<お願い>
できれば前日までにお電話ください 予防接種や、通常の診察のついでにお声がけいただいても、時間をとって対応したいのですが、状況によって十分な時間がとれないことがあるかもしれません。
できましたら、ワンポイントアドバイスを希望ということで、前日までにお電話いただけますと、余裕のある時間帯をご案内し、できるだけお待たせしないように準備させていただきます。事前にご希望がわかっていますので、診察までの待ち時間があれば、その時間を利用することもできるかと思います。
なお、特に診療や予防接種がない方でも、お電話いただければ、できるだけご都合に合わせていらしていただく時間帯を提案させていただきます。