二種混合ワクチン

二種混合ワクチンで防ぐことができる病気

いわゆる二種混合ワクチンは、11~12歳(13歳未満)の間に行う、ジフテリアと破傷風のワクチンです。赤ちゃんの頃に接種した三種混合や四種混合のうち、百日咳やポリオをはずしたもので、ジフテリア、破傷風の追加免疫としての意味があります。
破傷風は今でも発生していますので、大切なワクチンです。
他にも、麻しんと風しんの2種を混ぜたワクチンもあるので、紛らわしいのですが、昔からの呼び名で二種混合ワクチンというと、ジフテリアと破傷風の二種混合のことをさします。

接種スケジュール

四種混合(三種混合)のところの図と同じ図を示します。その最下段の2期と呼ばれているのが、二種混合ワクチンです。

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母子健康手帳によっては、2期の欄が無いものもあります。1期だけしかないというのも変ですね。確かに四種混合ワクチンの大きくなってからの追加という意味で2期があるので、関連していますが、それは四種混合ではなく、ジフテリアと破傷風の2種混合なので、わかりにくいです。
2期の接種券は11歳になる頃に横浜市から送られてきます。

副作用

ほとんど問題になる副作用はありませんが、接種部位が腫れやすいという特徴がありますが、自然に腫れはひきますので、心配はありません。