予防接種についていろいろと相談して理解してから接種したい・・・ですよね?
- ●お話しできる曜日・時間帯
- 内容にもよりますが、赤ちゃんのはじめての(最初のほうの)ワクチンについては定期接種ですし、予防接種のできる時間帯であれば、できるだけご都合に合わせてスムーズなワクチンスタートにつなげようと思っています。説明の後、引き続いて接種ができるようにしています。ただ、極端に混む時間帯よりも、空間的にも時間的にも余裕のある時間帯をご案内したいと思いますので、クリニック
にお電話でご相談ください。ご夫婦で来院していただくのも良いと思いますので、土曜日でもできるだけ対応します。
- その他のご相談ですと、内容によっては説明を聞いてから接種を決めたいということもあると思います。お電話で何についてのご相談なのかをお伝えください。
- ●担当
- 医師(原則として院長か副院長)が対応しますが、前後に看護師がフォローする予定です。
たとえばこんなご相談
赤ちゃんのはじめての(最初のほうの)ワクチン
-乳児期前半などの2回目、3回目も含みます-
いろいろなサイトに典型的なワクチンスケジュールが掲載されていますが、医師や看護師から直接説明を受けたいという方も多いと思います。
どのサイトでもわかりやすい表にはしていますが、予防する病気によって、ワクチンによって、また流行状況によって、接種のタイミングや接種間隔の考え方もかわってきます。
もちろん、上のお子さんもいらしてよくご存じの方もいらっしゃいますが、はじめてに近く、ご不安な方もいらっしゃいます。
当院では、かかりつけの小児科として、赤ちゃんの予防接種を受けてくださる方に、ご希望に応じて、おすすめスケジュールなど、より詳しい説明をするようにしています。
また、同時接種についてのご不安がある方は、そのお話もさせていただきたいとと思います。
日本脳炎は生後半年からしたほうがいいの?
医師によってもいろいろな考え方があります。また地域的にも偏りがあります。
横浜市では3歳になるちょっと前に予診票が送られてきますが、生後半年以降(7歳6ヶ月未満)であれば定期接種として接種は受けられます。(早期に接種する場合は区役所で接種券を交付してもらわなくてはなりませんが、それは4ヶ月健診のついでにもらえばいいかと思います)
日本脳炎ウイルスは、多くの方が蚊を媒介にして感染しているようですが、発症すると大変です。
そういう意味では早くから接種したほうが安心かもしれません。
一方、かなり前ですが、日本脳炎ワクチンの副作用(実際には違ったようですが)が問題になったこともあります。
いろいろな質問があるかと思いますが、おたずねください。
インフルエンザワクチンはどの程度したらいいの?
日本のワクチンの添付文書では、12歳までは2回接種、13歳からは1回接種になっています。海外のように、毎年接種していれば1回でいいのかとか、去年はかかってしまったからどうしようかとか、いろんな疑問や質問がでてきますね。ワクチンも進化していくので、考え方も変化していくかもしれません。
インフルエンザ予防接種の案内(毎年更新)のページにもできるだけ書いてありますが、直接お話しできたほうがより詳しくお話しができるかもしれません。
百日咳の予防のための三種混合ワクチンや不活化ポリオワクチンの接種スケジュールについて説明を聞きたい
日本小児科学会では、就学前に三種混合ワクチンや不活化ポリオワクチンの接種をすすめています。ただ有料のワクチンですし、費用のことも考えながらすすめていくのが良いと思います。また、乳児期から計画的に接種していくと、効果はほぼ同じでコストがかなり抑えられる方法もあります。
男子のHPVワクチンについて話を聞きたい
HPVワクチンというと、女子の子宮頸がん予防ワクチンのことです。いきなり男子もといわれて戸惑う方も多いと思います。横浜市では有料ですし、どの程度の必要性なのか、男の子にとってなぜ有効なのか、接種回数、間隔などについても直接であればお話しできることがあります。