■ナースのメール相談だからできること (小林晴美(看)・星川小児クリニック)
- 星川小児クリニックでは、2005年より患者さんの通院サポートのひとつとして、ナースメール相談を始めました。メールでは、実際に患者さんを見れない・相手の表情や声のトーンがわからない、というデメリットを心配していましたが、始めてみるとメールならではのメリットがたくさんあることに気付きました。また、「ナース」がお話しするから、患者さんが納得してくれる、という場面も経験しました。もちろん、お返事に困ったこともありますが、この4年間で私が見つけたナースメール相談のたくさんの「いいところ」、お話しさせていただきます。
♪事務局からのコメント
- 小林晴美さんにナースのメール相談をはじめてもらってから、そのやりとりを当院のスタッフは院内メーリングリストで読んでいるのですが、これがすごく勉強になっているようです。相談も徐々に増えてきました。どんなふうにまとめられるか楽しみです。
- 小林さんのもうひとつの顔は、「やさしい小児ぜんそくの治し方」の著者でもあること。ナースの立場から、どのように患者さんに説明していけばいいか、親御さんはどんなことが心配なのか、時にはナースの立場になり、時にはお母さんの立場になり、素敵な本ができあがりました。その本の説明はこちらです。
- 2010年8月の「第20回日本小児科学会年次集会」のコメディカル向けMTE(喘息患者と家族のための指導ABC)も担当する予定です。