かかりつけ以外の患者さんの受診について
もちろん歓迎ですが気持ちよく受診していただくためにぜひお願いしたいこと

かかりつけの先生が休診日?セカンドオピニオン?転院ご希望?帰省中?いろいろな場面があります

かかりつけの患者さんでない患者さんが当院を受診されるきっかけはいろいろです。
ご住所をみると、「ご実家がこちらで帰省中なのかな?」とピンとくることもありますが、かかりつけの先生が休診日だからいらしたのかな?と、思って、とりあえずピンチヒッター的な感じで、診療をはじめさせていただくと、何となくその先生の診療内容にご不満をお持ちのようだったり、セカンドオピニオン的なことをお聞きになりたいのかなと思ったり、はっきりしないこともあります。
休日診療所であれば、かかりつけ医であるはずはないので、「きょうはこのように診療させていただきますので、後は症状が続くようであれば、かかりつけの先生にご相談ください。」という感じで、その場を一生懸命診療させていただければよいのですが、クリニックでの診療だと、どうもすっきりしないことがあります。
こちらもなかなかおたずねしにくいのですが、きょう受診された目的をできれば患者さんのほうから私たちにわかりやすく伝えていただけるとありがたいです。
稀に、クレームとか、ネガティブなネット上の口コミをいただくのは、かかりつけの患者さんからではなく、初診の方からなのですが、そういうすれ違いが原因です。
特に困るのは、以前から診ていたかかりつけの先生でないとわからないような症状についてのご相談です。1回、2回診てわかるような病気ではなく、継続的に診ているからこそわかる(イメージできる)病状もあります。例えば、「咳が長引くし、喘息かもしれないと言われたことがあり、そのようなこともあって、今回は星川小児クリニックを受診した」というような場合などは難しいです。いろいろと薬を出されてはいるけれど、良くならない・・・もらっている薬もなくなってきたし、かかりつけの先生も休診なので、別の医療機関を受診してみようというようなときなどはこれにあたるでしょうか。もちろんそのような相談もお受けしていますが、来院された目的、動機があいまいだと、困ってしまうことがあります。
近所の先生の休診日(曜日)もたいていは知っているので、きょうは代わりに診察しておく、つなぎ、だなと思って、次はかかりつけの先生に戻られることをイメージして話をすすめていくと、実はそういうわけでもないことがあります。
このような受診はときどきあるのですが、セカンドオピニオン的な受診に近いので、ぜひこちらもご一読ください。かかりつけの先生に戻られるにしても、いろいろ考えて星川小児クリニックを新しいかかりつけ医にしてくださるにしても、その日は星川小児クリニックを受診して少しは役に立ったと思っていただけるように、気持ちよく診察させていただきたいと思います。
どの先生も(私たちもそうですが)、かかりつけの患者さんを大切にしようという気持ちで診療しています。ですから、患者さんに通院のコツをお話しすることで、うまく解決しそう(患者さんにとってそのほうが得だなと思うとき)だなというときは、「かかりつけの先生にこのように聞いてみるといいと思いますよ。」と、アドバイスさせていただくこともありますが、かかりつけの患者さんでないから、冷たくするとか、排除するとかいうことでは決してありません。(ただし、食物アレルギーの負荷テストについては、リスクを伴うため、かかりつけの患者さんだけに限定していますが・・・)(食物アレルギー診療についてはこちらをご覧ください
ぜひ、真意をお酌み取りの上、受診のきっかけとか、目的など、フランクにお話しくださいね。
当院の診療ポリシーは、こちらもご覧ください。きっとご理解いただけると思います。

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